魂と宇宙意識とわたし ~ アナログ人間の感覚ノート⑮竹内文書に見る『原日本人』の真実
古史古伝の中でも異彩を放つ「竹内文書」には、正史では語られない「原日本人」の姿が記されています。
彼らは単なる民族ではなく、宇宙から地球を導くために降り立った「カラ族」「クル族」だったのかもしれません。
今回は、封印された記録を手がかりに、地球と宇宙をつなぐ古代日本の真実に迫ります。
〇竹内文書に見る【原日本人】とは何者だったのか?
では、古代において地球文明の中心とも言える存在だった日本、そこに暮らしていた「原日本人」とはいったいどんな人々だったんでしょうか?
竹内文書などの古史古伝によれば、古代の世界には「五色人」と呼ばれる五つの種族「紫人、白人、黄人、赤人、青人」が存在していたといいます。
現在の人類が肌の色や文化圏によって分かれているように、これらの種族もまた、それぞれ異なるルーツと役割を担っていたと考えられています。
そして、当時の天皇(スメラミコト)は、自らの子供をこうした五色人の国々に送り、彼らと結婚することで血縁を広げ、世界の調和を図っていたというのです。
つまり、古代の「日本人」は、今のような黄色人種に限定されるものではなく、より包括的で、むしろ「地球人」というべき存在だったんかもしれません。
〇カラ族とクル族 、 宇宙から来た地球の守人たち
さらにルーツをさかのぼれば、こうした古代日本人は、ムーやアトランティスといった失われた超古代文明の末裔であり、最終的には他の惑星から地球に移住してきた宇宙的存在であったとする説もあります。
この中で特に注目されるのが、「カラ族・クル族」と呼ばれる人々です。
※2025年5月16日掲載「魂と宇宙意識とわたし⑧」でも触れましたが、彼らは単なる伝説上の民族というよりも、地球と宇宙をつなぐ重要な存在として、縄文的精神文化を体現していたとされます。
カラ族は金星系のルーツを持つとされ、南米やシュメール、アフリカの一部など広範に分布していたと考えられます。
一方、クル族は土星系の系譜を持ち、日本列島を中心拠点としながら、中国大陸や北米方面へも活動を広げていたとされます。
彼らは高度な宇宙哲学と自然との調和を重んじる文化を持ち、縄文時代における日本列島での精神性・芸術・技術の基盤を築いた存在だったのです。
◇次回予告
古代、宇宙と地球の架け橋として存在したカラ族・クル族は、霊性と調和を軸に、縄文文明の精神的基盤を築き上げました。
しかし、やがて物質と支配を重視するアーリア系文明の波が地球を覆い、霊的な文明のバランスは崩れ始めます。
地球の各地で、『目に見えない精神性』よりも『目に見える形式や物質』を重んじる唯物論的な価値観が広がる中、日本列島はなぜか、その本質的な霊性を保ち続けてきました。
次回は、アーリア系勢力とユダヤ十支族の登場が、カラ族・クル族にどのような影響を与えたのか、そして日本列島が「神々の国」として担ってきた霊的な役割に迫ります。
「神人冥合」とは何か?
そして今、日本から再び始まろうとしている『霊的再統合』の兆しとは?
次回、『神々の国 、 神人冥合と霊的な記憶をたどって』をどうぞお楽しみに。